正月明けから全く更新着手できず・・・(^_^;)
今回も何か書こうと行き当たりばったりにアメーバブログのマイページにアクセス。
ブログを書くをクリックしてしまいました。
タイトルも思いつかずWOOと叫んでいる私。
そのままタイトルに!って、こんな始まりでしいのだろうかと疑問に思いながら執筆開始。
さて、どんなショート?
どんな反応を皆様が見せて下さるか楽しみであります。
クタバッタ・・・・
珍しく牧野と俺たち5人が集まった。
女一人に男4人。
スゲー贅沢。
こいつは分ってるのか?
ほかの女なら泣いて喜ぶ夢みたいな状況。
「おなか一杯・・・むにゃ・・・」
ソファの上で寝こむ牧野を見つめる俺たち。
料理を食べて飲むだけ飲んだ牧野。
「お酒は初体験」
そう言って一口ふくんだワイン。
「ほかにも初体験あるだろう~」
意味深な視線を俺に向けてあきらが牧野をからかう。
「道明寺と付きあうと予期せぬことがいっぱいあるのは確か」
そうじゃねェよ。
こいつ等が気にしてることはちげぇぞ。
それを教えると部屋を出ていきそうなので俺は黙る。
今日は俺の誕生日の前夜祭。
つーことで集まった。
誕生日の日を迎えるまであと2時間。
一緒に迎えようって頬を染めた牧野。
それって・・・
期待してもいいのか?
ドクンと心臓が音をたてて、俺のシマシマ(ヨコシマ)な心をくすぐる。
「俺たちを無視して料理に夢中って・・・」
「牧野だけだよなぁ・・・」
つまんなそうにあきらと総二郎がつぶやく。
牧野が興味あるのは俺だけで十分。
「牧野ついてる」
類が人差し指で牧野の頬に触れてチョコレート色のソースをすくって舐めた。
「あっ・・・ありがとう」
言葉尻が小さくなって赤く色を染める頬。
「俺が舐める」
牧野の腕を取って抱き寄せる。
ガシッと誰にも取られない様に両手抱きしめる。
抱きしめるというよりは腕を縄にして巻き付いてる感じだ。
誰が離すか!!!。
「司、とらねェから心配するな」
ククッと零れる笑い声。
「お前も、なに類にさわらせてるんだ」
アイツらの笑い声から逃れるように俺の不満は牧野に向いてしまってる。
「触らせてわけじゃないでしょう」
「アレが触れさせてるんじゃなきゃなんだ」
「上品に食え」
「上品じゃなくて悪かったわね」
言葉を発するたびに吊り上る眉。
息が触れあうくらいに付きあわせる顔。
手を伸ばせばすぐにでも抱きしめられるのに雰囲気は凶暴になっていく。
「たまには呆れるくらいイチャイチャしてもいいじゃねぇの?」
「お前らがいるからだろうがぁぁぁ」
「お前らは呼んじゃいねぇぞ!帰れ」
「なら私も帰る」
「おい!ないにいってんだ」
「まあまあ」
そしてまた。
5人で顔を突きあわせて過ぎる時間。
アルコールに負けた牧野は目の前で寝込む。
「おーい、牧野」
起こす気なんてさらさらないのが分かる類の優しげな声。
「おなかぃっぱいてさ寝言言われてもな。色気ねェよな。司と名前でも呼ばれればまだいいけどな」
腰を折って牧野を覗き込むあきら。
「この顔さ・・・て、女子大生には見えねェよな」
総二郎も!あきらも!類もほかの女には向けない優しい表情を作る。
「見るな!」
牧野の横たわる前に両手を広げて立ち塞ぐ俺。
「「「・・・・・・」」」
無言のままに顔を見合わせる三人。
「司・・・」
「同情するよ」
ため息を付いて総二郎がおれの肩をたたく。
「こんなに、緊張感なく寝こまれると男としてのプライドなくなるよな」
「牧野はこんなもんでしょう」
あきらの問いになんで類が答える。
「彼氏、それも婚約者の誕生日に酔いが回って寝こむって体験が総二郎お前は有るか?」
「酒に酔われる前に俺に酔わせる」
余裕の表情が気にくわない総二郎とあきら。
「意識のない相手にあんなことや、こんなこと出来ないよな?」
ニンマリするな!
「朝がある」
大股に足を開いて腕を組んで宣言した俺。
爆笑で3人に笑われた。
気に食わねェ!!!